米国ETF週間売買ランキングを考察(2026年5月)
こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
本記事ではネット証券大手のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキング(2026年5月末時点)をご紹介します。
SBI証券と楽天証券のランキングの違いやランキング上位の商品について解説していきますので、ぜひ商品選定の参考にしていただければ幸いです。
なお、2026年4月末時点の米国ETFランキングは下記記事でご紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
2026年5月の米国ETF週間売買ランキング
SBI証券と楽天証券の2026年5月末時点の週間売買ランキングは以下の通りです。
| 順位 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 1 | Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL) | Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL) |
| 2 | Direxion デイリー MU ブル2倍 ETF (MUU) | Direxion デイリー MU ブル2倍 ETF (MUU) |
| 3 | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ) | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ) |
| 4 | iシェアーズ 米国短期国債 ETF(SHV) | Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS) |
| 5 | バンガード S&P 500 ETF (VOO) | プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ(TQQQ) |
| 6 | Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS) | Direxion デイリー テクノロジー株 ブル 3倍 ETF(TECL) |
| 7 | バンガード トータルストックマーケットETF(VTI) | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI) |
| 8 | TRex 2倍 ロング SNDK Daily Target ETF (SNDU) | バンガード S&P 500 ETF (VOO) |
| 9 | プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ(TQQQ) | ヴァンエック・半導体株ETF(SMH) |
| 10 | ヴァンエック 半導体 ETF(SMH) | GraniteShares2倍ロングIONQデイリーETF(IONL) |
出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は5/25~29、楽天証券は5/24~30の週間売買代金ランキング。
SBI証券では、赤字で示した3銘柄の入れ替えがありました。SLV、EDZ、ETCLが外れて、MUU、TQQQ、SNDUがランクインしました。
楽天証券では、1銘柄のみの入れ替えで、半導体へ投資するSMHがランクインしました。
注目すべきは、米国の半導体メーカーであるMicron Technology, Inc.へ投資するMUUが、両ランキングともに2位と上位にランクインしている点です。
ランキング上位の商品のご紹介
今月は楽天証券の9位にランクインしたSMHの概要をご紹介します。
- ヴァンエック・半導体株ETF(SMH)
ヴァンエック・半導体株ETF(SMH)
ヴァンエック・半導体株ETF(SMH)は、世界中の半導体企業へ投資ができる米国ETFです。
半導体はパソコンやスマホ、家電などに使われており、現代社会に必要不可欠な部品です。
特に最近では、生成AIの急速な普及により、高性能な半導体の激しい奪い合いが起きています。
私自身もこの生成AIの普及スピードを目の当たりにする中で、「これから先も半導体産業は伸びていくだろう」と考えています。
こういった背景から、自身のポートフォリオの一部に「攻めの資産」として半導体ETFを組み入れるのは、非常に面白い選択肢だと考えています。
SMHの基本情報
SMHは「MVIS米国上場半導体25指数」という指数に連動する投資成果を目指す米国ETFです。
本指数は、米国に上場する主要な半導体企業約25銘柄で構成されています。
経費率は0.35%とやや高めではあるものの、ランキング上位のアクティブファンドと比較すれば、十分に抑えられたコストと言えます。
また、2011年から15年程度の確かな運用実績があり、純資産総額も約10兆円(2026年6月時点)と超巨大なETFであるため、初心者でも安心して投資できる環境が整っています。
SMHの構成銘柄
SMHのが構成銘柄トップ10を下表に示します。
| 順位 | 銘柄 | 比率 |
|---|---|---|
| 1 | Nvidia Corp | 15.05% |
| 2 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co L | 9.52% |
| 3 | Micron Technology Inc | 7.61% |
| 4 | Advanced Micro Devices Inc | 7.36% |
| 5 | Intel Corp | 6.71% |
| 6 | Broadcom Inc | 6.44% |
| 7 | Qualcomm Inc | 4.70% |
| 8 | Marvell Technology Inc | 4.59% |
| 9 | Texas Instruments Inc | 4.43% |
| 10 | Lam Research Corp | 4.43% |
注:2026年4月6日時点の情報を基に作成
現在のAIブームを牽引しているエヌビディアの割合が約15%と最も高く、1社で本ファンドに大きな影響を与えています。
2位には世界最大の半導体受託製造企業である台湾のTSMCが10%弱で続いています。
国別割合では、約8割を米国企業が占めている点には注意が必要です。2位に台湾が入りますが、その他の国は全て一桁台です。
ただ、現在は米国企業が世界の半導体ビジネスの覇権を握り、市場を引っ張っているのが現実です。そのため、米国の割合が高くなるのは仕方ないでしょう。
SMHの株価推移
次にSMHの株価推移を下図に示します。
出典:Yahoo finance
上図からは、近年の株価上昇が凄まじい勢いであることが分かります。
この勢いが永遠に続くわけではありませんが、今後のAI社会の広がりを考えると、さらなる成長を期待したくなるチャートを画いています。
リターン
SMHの期間別のリターンは下表のとおりです。
1ヶ月:18.16%
3ヶ月:47.42%
1年:150.62%
3年:61.46%
5年:37.72%
10年:36.89%
注:2026年5月末時点の情報
驚くべきは「1年リターン:150.62%」という数字です。
長期(5年や10年)で見ても年率36%〜37%台という驚異的なハイリターンですが、直近1年間の株価上昇がいかに異次元であったかがよく分かります。
まとめ
本記事では2026年5月末のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキングをご紹介しました。
また、楽天証券で9位にランクインしたSMHの詳細をご紹介しました。
SMHは世界中の主要な半導体企業へ投資ができる米国ETFです。最近の生成AIブームもあり、半導体企業は株価を大きく上昇させていますから、大きなリターンが期待できます。
一方で、株価上昇が大きい分、大きく株価が下落する可能性がありますので注意が必要です。
現在半導体企業は注目を集めていますので、ポートフォリオにSMHのような米国ETFを加えてみるのも面白いかもしれません。
以上、ご参考になれば幸いです。
